福井県英語教育懇話会6月例会

昨日上記の研究会が開かれ、今月は僕が発表させていただきました。まだ未完成のデータを持っていってしまったことは猛省しなければなりません(学生さんは決して真似しないでね)が、それにもかかわらず多くの先生方からたくさんのアドバイスをいただくことができました。ありがとうございました。

途中からモデルの使用方法やその是非についての議論になり、現場でのモデルの使用に対して考えるところがありました。昨日もちょっと考えたことを述べさせていただきましたが、現場での経験上、モデルを先に与えてしまってから表出活動を行う場合と、表出活動後にモデルを与える場合とでは学習者の中で起こる認知プロセスにかなりの違いがあると思われます。モデルを先に見てしまうと、内容や言語形式がどうしてもそのモデルに縛られてしまうように思われますが、モデルを表出活動の後に与えることで、学習者は表出活動時に気づいた疑問に対してモデルがフィードバックの役割を果たす可能性が考えられるため、後から与える方が得るものが多いと思います。事はそんなに単純ではないとは思いますが、現場での一つの感覚として、多くの先生が同じような考えを持たれていたように思いました。

今回アドバイスをいただいた内容を踏まえて、まだ分析が終わっていないデータの分析とデータの解釈に全力を注ごうと思います。

〆切を何とか二つ終わらせ、当面の課題に全力を注ぐことができます。心理的な負担がかなり減ったので、先週以上に全力で走っていこうと思います。

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