研究法・統計手法

研究法全般について勉強したい

中部地区英語教育学会英語教育研究法セミナー資料

http://www.urano-ken.com/research/seminar/index.html

研究とは何か、良い研究とは何か、よい論文の書き方といった、研究全般に関連することから、実証研究時に気をつけること、質的研究を行う上での注意点など幅広い研究手法にも沿った資料が公開されています。また、研究手法を学ぶための様々な書籍の紹介もあり有益な情報が豊富に掲載されています。浦野研先生のサイトからダウンロードできます

中部地区英語教育学会課題別プロジェクト「英語教育研究法の過去・現在・未来」発表資料

http://www.urano-ken.com/research/seminar/index.html

上記の研究法セミナーに関わっておられる先生方を中心として、英語教育研究法について考えるプロジェクトが行われています。資料集は浦野研先生のサイトからダウンロードできます

水本篤(2014)「量的データの分析・報告で気をつけたいこと」外国語教育メディア学会中部支部外国語教育基礎研究部会第一次年次大会資料

http://www.slideshare.net/AtsushiMizumoto/let20140222?utm_source=slideshow&utm_medium=ssemail&utm_campaign=upload_digest

p値の表す意味、効果量や信頼区間といった統計手法の紹介、検定力分析の必要性、報告の際の図表の作成方法について説明されております。

外国語教育メディア学会メソドロジー研究部会報告論集

http://mizumot.com/methodology/index.php/report

様々な研究手法について検討した論考が報告されています。それぞれの研究分野、研究手法についての論考から、編集事情の裏側や国際誌に掲載させる心構えや方法など研究全般について幅広い文献が報告されています。

 

統計手法について(効果量を中心に)

近年t検定や分散分析といった推測統計手法の限界がしばしば指摘され、効果量報告の重要性がしばしば指摘されます。以下では効果量について詳しく勉強するために有益な資料を紹介します。

水本 篤・竹内 理(2011)「効果量と検定力分析入門ー統計的検定を正しく使うためにーより良い外国語教育研究のための方法ー」『外国語教育メディア学会関西支部メソドロジー研究部会2010年報告論集ー』47-73頁

http://kuir.jm.kansai-u.ac.jp/dspace/handle/10112/6008

水本 篤・竹内 理(2008)「研究論文における効果量の報告のためにー基礎的概念と注意点ー」『英語教育研究』第31号 57-66頁

http://www.mizumot.com/files/EffectSize_KELES31.pdf

効果量についてより深い理解を促すためには上記2本の論文がおすすめです。大変わかり易い言葉で、かつ具体的な手法も含めて効果量や検定力分析についても説明されています

浦野 研(2013)「有意性や効果量についてしっかり考えてみよう」外国語教育メディア学会第53回全国大会発表資料

http://www.slideshare.net/uranoken/let2013workshop

その他PDF形式やkeynote形式でも資料を配布されています。

http://www.urano-ken.com/blog/2013/08/05/let2013-workshop/

推測統計手法の限界と効果量について、大変分かりやすく詳しく説明されています。発表資料などで図解等が豊富で効果量について初学者の方にも易しい内容だと思います。

 

データの視覚化・グラフ化について勉強したい

水本 篤(2012)「Excelを使った統計解析とグラフ化入門」2012年度大学英語教育学会(JACET)関西支部秋季大会企画ワークショップ発表資料

http://www.slideshare.net/AtsushiMizumoto/excel-15316169

草薙邦広(2014)「有益な情報を捨ててしまわないデータの可視化」外国語教育メディア学会中部支部外国語教育基礎研究部会第一次年次大会資料

http://www.slideshare.net/Kunihiro_KUSANAGI/2013-ws

統計手法を用いることだけがデータの分析方法ではありません。ナマのデータからグラフを上手に作成していくことで、様々な情報を示すことが出来ます。上記の二つの資料では、より多くの情報が掲載できるグラフの作成方法が解説されています

 

Rについて勉強したい

近年、有料の統計ソフトに代わるソフトとして、「R」が注目されています。Rのユーザーは様々な分野で使用されている無料の統計ソフトであり、有料の統計ソフトでできるような統計手法もRで利用可能です。英語教育の分野でもRの実務的使用法から専門的な統計解析の手法まで様々な使用法について勉強会が開かれたり資料が公開されたりしています。

小林雄一郎(2013)「Rによる統計グラフ入門」LET中部支部第81回支部研究大会ワークショップ発表資料

http://www.slideshare.net/langstat/let-chubu-2013

小林雄一郎(2011)「Rによる成績データ分析入門」外国語教育メディア学会(LET)関西支部メソドロジー研究部会2011年度報告論集 81-91頁

http://www.mizumot.com/index/method2011.html

阪上辰也(2011)「統計解析環境「R」を利用した言語データの処理」外国語教育学会(LET)関西支部メソドロジー研究部会2011年度報告論集 8-14頁

http://www.mizumot.com/index/method2011.html

上記3つの資料ではRを使って学習者の成績を分析するための手法が公開されています。R=複雑な式を書かないと統計解析はできないと思いがちですが、上記の資料を読むとそれほど難しくないということが実感できると思います。

札幌R勉強会(2013)オンライン動画集

http://www.ustream.tv/channel/sapporo-r-2.

統計ソフトRについての勉強会の様子がUSTREAMにて公開されています。無料で視聴可能です

 

統計処理をしたい:統計ソフトの紹介

数式や数字を扱うソフトでなじみのあるものはエクセルだと思いますが、様々な統計解析には専用のソフトを扱うほうが便利な場合が多々あります。有名な統計ソフトには有料のものが多いですが、以下では無料で利用できるものを紹介します。

R (統計解析ソフト。無料)

http://www.r-project.org/index.html

MacR(Rに優れたGUI環境を載せたソフト。今尾康裕先生(大阪大学)作)

https://sites.google.com/site/casualmacr/

G*power (検定力分析のためのソフト。無料)

http://www.psycho.uni-duesseldorf.de/abteilungen/aap/gpower3/download-and-register

Effect size calculation sheet(各種効果量を算出できるエクセルシート。水本篤先生(関西大学)作)

http://www.mizumot.com/stats.html

 

オンラインで統計解析をしたい

ソフトを導入せず、オンライン上で統計解析を行うことができるサイトもたくさん開発されています。オンラインで解析ができるメリットはOSに依存せず、様々なプラットフォームからアクセス可能となることです。

ANOVA 4 on the web

http://www.hju.ac.jp/~kiriki/anova4/

4要因までの分散分析を行うことができます。無料で利用できます。

JS-STAR 2012

http://www.kisnet.or.jp/nappa/software/star/

χ二乗検定、t検定、分散分析が可能です。無料で利用できます。

Text statistics

http://www.usingenglish.com/resources/text-statistics.php

ボックスにテキストを打ち込むと総語数、パラグラフ数、異語数などが算出されます。ライティングやスピーキングのデータを手軽に分析したいときに重宝します。

langtest.jp

http://langtest.jp/#app

クロンバックアルファ、効果量の算出からラッシュモデルまで、様々な検定がオンラインで出来ます。水本篤先生(関西大学)により作成されました。

 

データの収集・分析をしたい

Casual Conc

https://sites.google.com/site/casualconcj/

Mac OSX用のコンコ―ダンサーです。今尾康裕先生(大阪大学)により作成されました。詳細なマニュアルもあり、研究だけでなく英語学習にも重宝しています。

Casual Transcriber

https://sites.google.com/site/casualconc/utility-programs/casualtranscriber

Mac OSX用の書き起こし支援ソフトです。このソフト一つで、再生、書き込み、巻き戻し(3秒戻すなど)等が可能です。書き起こしの際に重宝します。今尾康裕先生(大阪大学)により作成されました。

Writing MaetriX(ミャートリックス)

https://sites.google.com/site/writingmetrix/

学習者のライティングプロセスを記録できるソフトです。1語変化があるごとにそのログが記録されていきます。草薙邦広氏、阿部大輔氏、福田純也氏、川口勇作氏(名古屋大学大学院生)によって作成されました。