学会終了

6月27日、28日と常葉学園大学にて中部地区英語教育学会静岡大会が開かれました。私も拙い研究ではありますが発表させていただきました。発表に来ていただいた皆様、発表資料に興味を持っていただいた皆様、本当にありがとうございました。フロアの方々や発表後にも先生方からの温かい、献身的なご意見をいただけて、これからの研究の方向が見えて来たような気がします。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

発表資料はこちらからダウンロードできます。皆様のご意見、ご批判等お待ちしています。

ディクトグロスをしてみました

本日の授業でさっそくディクトグロスをしてみました。ディクトグロスとは、簡潔に述べるならば、一定量のインプットを何回か聞き、その内容をメモし、その後、ペアまたはグループ(個人)でもとのインプットの内容を再現するタスクのことです。ちょうど授業で北京オリンピックを題材にした教材があったので、そちらを用いてやってみました。

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ふとした疑問

最近生徒に英文解釈の重要性を話す事が増えています。センター試験や大学の二次試験を始め、海外の情報を得る手段として「読む」という活動は実は一番私たちが英語と接する上で多い活動ではないかと思います。

そこで自分が担当させていただいている生徒にはよく英文解釈の勉強法を指導しています。ノートの作り方、正しい解釈の方法、家での学習方法の一連の流れなどを何回も指導しているうちに

どうして中学生には英文解釈という項目がないのか

という疑問が浮かびました。解釈でなくとも英文をしっかりと読み込むという趣旨の勉強法や教材があまり見受けられないような気がします。どちらかと言えば各文法項目ごとに整序問題や、(  )穴埋め、といった問題が中心で教材が構成されているような気がします。

そこで、今年は高校受験を控えている中学生に対してももっと読む活動を推進させたいと思っています。読む活動を通しながら英文の正しい解釈の仕方、速読、精読のコツ、表現、単語、文法を総合的に扱っていくような 方法をとってみようと思っています。その効果のほどは芳しければまた報告致します。