実践研究コミュニティのページが開設されました

以下の科研のプロジェクトの一環として、実践研究に関する情報を広く発信するウェブサイトを立ち上げました。

ウェブサイトは科研メンバーで運営をしております。これから定期的に更新し、実践研究について一緒に考える仲間が増えていけばと思っています。

研究課題:英語教師の成長を促す実践共有コミュニティ構築プロセスの解明
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20K02833/

研究課題/領域番号:20K02833
研究種目:基盤研究(C)
研究代表者:髙木亜希子(青山学院大)
研究分担者:酒井英樹(信州大),滝沢雄一(金沢大),田中武夫(山梨大),永倉由里(常葉大),藤田卓郎(福井高専),南 侑樹(神戸高専)

英語教師のための「実践研究」ガイドブック

本が出ます。

田中武夫・髙木亜希子・藤田卓郎・滝沢雄一・酒井英樹 (2019).『英語教師のための「実践研究」ガイドブック』東京:大修館書店.

本書は、自身の実践について研究したい、実践研究を始めたいけどどうしてよいかわからない、という人たちに向けて書かれた、実践研究法の入門書です。浦野ほか(2016)『はじめての英語教育研究』の時と同様、中部地区英語教育研究法のプロジェクト「英語教師の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」(2014-2017)がきっかけとなって本書が生まれました。

英語教育において、実践を研究するための手法を説いた書籍には

佐野正之 (2000).『アクション・リサーチのすすめー新しい英語授業研究』大修館書店

吉田達広・横溝紳一郎・今井裕之・玉井健・柳瀬陽介 (2009).『リフレクティブな英語教育をめざしてー教師の語りが拓く授業研究』ひつじ書房

三上明洋 (2010).『ワークシートを活用した実践アクション・リサーチー理想的な英語授業をめざして』大修館書店

玉井健 (2019).『リフレクティブ・プラクティス入門』ひつじ書房

があります。上記三冊は、僕自身が実践研究について学ぶために大いに活用しました。玉井(2019)は、自分自身がリフレクティブ・プラクティスについて体系的に学ぶための教科書的として活用しています。

本書は、英語教師が実践研究を始める際に、具体的にどのように研究を進めればよいか、に焦点を当てて書かれました。自分の授業実践について研究をしてみたいと思う方に、本書を手に取っていただければ幸いです。また、各章のコラムでは、主に学術研究と対比する形で実践研究における研究法の考え方について述べました。この辺りは実践研究法と学術研究の位置づけを考える際に役に立つのではないかと考えています。

2019研究発表スケジュール

5月に入ると今年も学会のシーズンが来たなあとしみじみ感じます。

さて、2019年の研究発表スケジュールです。公開されているものをお知らせします。
今年は4件の口頭発表が予定されています。

(1)2019年6月15日(土)・16日(日)に開催される、関西英語教育学会2019年度(第24回)研究大会にて、「英語教師のための実践研究法:自身の実践を対象に研究を行うためのポイント」というタイトルで発表させていただきます。実践研究のお話を関西でさせていただくのは初めてですのでドキドキしています。

(2)2019年6月22日(土)・23日(日)に開催される第49回中部地区英語教育学会石川大会にて、問題別討論会「教師による実践研究の方法ー教師の成長と授業改善を目指してー」のファシリテーターとして登壇させていただきます。提案者の先生方とともに、実践研究についての理解を深めることができればと考えています。

(3)2019年6月27日(木)〜29日(土)にタイで開催されるThe 17th Asia TEFL International Conference & The 6th FLLT International Conferenceにて、“An exploratory practice of blended learning in engineering English classes”というタイトルで発表させていただきます(No.F0059)。海外発表経験少ないので緊張しています。

(4)2019年8月17日(土)・18日(日)に開催される全国英語教育学会第45回弘前研究大会にて、授業研究フォーラム「英語教育における研究授業後の検討会のあり方について」に提案者として登壇させていただきます。

発表×3が6月に集中していて、現在準備に追われていますが、研究ができる環境への感謝を忘れずに頑張ろうと思います。