デジタル周りのアップデート

2021年に入り、自身のデジタル環境を少しだけアップデートしました。特別なことをしているわけではないのですが、最近習慣になったことも含めて3つ紹介します。

1. Apple Watchの購入

今更感はありますが、悩みに悩んでApple Watchを初めて購入しました。バージョンとサイズもこれまた悩みに悩んだ結果、SEの40mmモデルにしました。最新版のSeries 6と比べると結構お手頃価格でしたし、試してみてよければしばらく使いたいという思いもあったので、Series 3と迷いましたが真ん中のモデルにしました。結果として大満足です。

Apple Watchはもともとワークアウトに活用している方々をTwitterで見てて楽しそうだなあと思い、フィットネス目的で購入しました。しかしながら、いざ購入してみると、運動目的はもちろん、仕事でも思った以上に活躍しています。まだ使用して日が浅いですが、既に仕事に使えるなあと感じた機能が以下のものです。

(1)カレンダーの通知

何気に一番ありがたい機能かもしれません。普段iCalで予定を管理していますが、指定した時間にリマインドを設定しておくことで、Watch上で通知を受けることができます。例えば、会議の30分前にリマインドを設定しておくことで会議の存在を忘れていてもWatchが振動して教えてくれます。

(2)Microsoft Teamsとメールのチェック・返信・アーカイブ

学生さんや同僚教員からのちょっとした連絡には「いいね」をつけてやりとりを簡略化していることがありますが、このような連絡への対応がとても迅速に行うことができるようになりました(Watchに連絡が届き、「いいね」を押したら終了)。メールについても、特に重要でないものについてはサッとアーカイブすることができるため、処理が迅速になりました。また、きちんとした対応が必要な連絡には従来どおりデスクで腰を落ち着けて行っており、メリハリがつけれるようになった気がします。

(3)ToDoリストの管理

ここ数年はずっとOmniFocusを使っていますが、「今日」のタスクを終えてチェックを入れるのにもAppleWatchを使うようになりました。スマホやPCを開かなくていいので他のアプリやネットを始めてしまう誘惑から逃れられそうです。

(4)Macへのログイン

セキュリティの関係上、スリープ解除にはパスワードを設定していますが、Apple Watchをしているとパスワードを通さずにスリープの解除ができスムーズに作業に移れます。地味に便利。今後iPhoneでも類似の機能が実装されるようなので(Apple Watchをしているとマスク着用でもFace IDを認識してくれるようになるらしい)、こういった「鍵」としての利用に今後も期待です。

(5)手洗い

手を洗い始めると20秒カウントダウンされるので、とっても丁寧に手を洗うようになりました。

2. 週末vlog

今年は、学生さんと一緒に学校内のプロジェクトで学校紹介の動画作成を行いました。現在最後の詰めを行っている最中ですが、上手に動画を作ってくれる様子を見て大いに刺激を受けました。それで、自分も動画編集をまたやってみたいと思うようになりました。とはいえ、人様に公開するようなものではなく、家族の何気ない毎日をちょこちょこっと編集する程度。なので、気軽に行えてかつ可能な限りお金をかけずに行っています。

20代のころに業務の一環で動画編集を行ったことがありましたが、時代は進み、今やスマホ1つで動画の撮影から編集・公開までできることにただただ驚くばかりです。こういったことは10代・20代の方のほうが上手だと思い、学生さんにやり方を聞いたり、YouTuberさんの動画を見て誠意勉強中。具体的には、以下の動画を参考にVLLOで動画を編集してPhontoというアプリでサムネづくりをしています。

VLLOは使い勝手がとてもよいのでPro版を買い切りで購入しました。約3,000円(2021年2月時点)とスマホのアプリにしては高額に聞こえますが、AppleのFinalCut ProやAdobeのPremireなど本格的な動画編集ソフトを購入することに比べるとかなりのお得感があります。Phontoについても、サムネになりそうな写真を撮り、フィルターをかけて文字入れするだけなので、かけている時間は5-10分程度。これくらい気楽にやれれば負担なく続けられるかなあと考えています。

作成した動画はYouTubeにアップして、家族だけが見れるようにしてあります。やってみて気づきましたが、動画って撮りためても案外見返さなかったりするものですが、編集して動画サイトにアップしておくと見返す頻度が増えます。動画のバックアップも兼ねられるし結構いいことが多いなあと思います。ちょっとした趣味としてもおすすめです。

3. ペーパーレス化

こちらはずっと前から取り組んできましたが、職場でのデジタル化が色々進んだときに意識して習慣づけをするようになりました。難しいことは何もなく、書類が紙で入ってきたときに、すぐにドキュメントスキャナでPDF化してしまうというだけです。そのために授業での配布資料も可能な限りA4で作成し、回収することがあったときもすぐにPDF化することを心がけるようになりました。押印も省略し、簡単なものであれば、回収→PDF化→返却を可能な限り早く行うようにしています。また、成績関連の書類はエビデンスを残すことが求められ、その書類を揃えるのに自分のワークフローがうまくいかず毎年苦労しているのですが、今年は即PDF化という習慣をつけたことで効率よく業務を進められるといいなあと思います。ドキュメントスキャナは定番のScanSnapを活用しています。

デジタル機器は特になければないで済ませられるものですが、あるとやはり便利なものです。新型コロナの影響で仕事周りのデジタル化も一気に進んだ感がありますし、もともとデジタルは好きな部類なので、色々なものを試しつつ自分のアップデートを図っていきたいところです。