リアクション・ペーパー

最近とある授業でずっとリアクション・ペーパーを書いてもらっています。100字以上という制限つきで学生の皆さんには少し負担をかけてしまっているかもしれませんが、いただいているこちらとしては勉強になることばかりで、大変感謝しています。

色々な立場、職場で教壇に立って、10年を超えました。一通りの指導の勉強や経験はしてきたつもりですが、学生全員と私が100%満足できた授業というのは1回もないような気がします。正直、授業時間になったら教室へ行き、一通り授業をこなし、終わったら職員室や研究室に戻るという過程だけをただ繰り返すだけならば、授業について悩むことなんて一切ないでしょう(そんな先生いないと思いますが)。一応「外国語教育教員/研究者」としてご飯を食べている以上、自分がよい授業ができなければ話にならないというのは常日頃思っていまして、それが今の実践研究への興味・関心につながったのかもしれません。

どうしたら今の自分の殻を破ってよい授業ができるのだろうかと考えて、色々な本や論文を読んだり、他の先生の授業を見学したりということもしてきました(後者は最近あんまりですが)。しかしながら、一番の情報源は、今も昔も授業を受けてくれている学生さんからのフィードバックにあると思います。それがリアクション・ペーパーになるかインタビュー的なものになるか質問紙になるかはそれぞれ色々あると思いますが、学生さんからのフィードバックを真摯に受け止めることで自分に足りないところに向き合うことができます。今リアクション・ペーパーを書いてもらっている学生さんはそれなりの期間お付き合いがあるおかげか、私に遠慮せず率直に意見を書いてくれる人が多いので、とても勉強になります。ありがとう。これから教師を続けて授業に対する考え方や指導観が変化していったとしても、こういった声に真摯に耳を傾ける姿勢だけは忘れず持っていようと思います。

幸い、私の周りには大変素晴らしい先生や研究者の方がたくさんいて、学会・研究会(やツイッターなどのネット上)では、先進的な取り組みや研究(手法を含む)が次々と発表されます。こういったものに常日頃から触れることで、自分の研究に活かしたり、研究のモチベーションの刺激をもらったりしています。しかし、素晴らしい先生方や研究者方々の素晴らしい取り組みを見ていると、時に、自分の教師・研究者としての自信を失うことがあります。それでも、地道に自分の授業を良くしようとすることは、英語教育の基本中の基本なわけですから、迷った時にはここに立ち戻って、日々の実践から英語教育について考えていくようにしたいと思います。


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